2024 04,20 03:28 |
|
2006 07,30 01:35 |
|
月館の殺人
原作 綾辻行人 漫画 佐々木倫子 上下巻完結 あらすじ まだ見ぬ祖父に会うため、生まれて初めて鉄道に乗車する沖縄の女子高生・雁ヶ谷空海。雪の北海道を行く特別急行〈幻夜〉で、彼女を待ち受ける運命とは…? 未曾有のタッグで贈る、至極の鉄道ミステリ。 おもしろかったですよ! 人がいっぱい殺されちゃったのは怖いけど…(赤川次郎の「作者消失」でも、コメディなんだけど人がどんどん死んでいく、って有様が怖って思いました…) 犯人が誰かは、下巻の中盤あたりで検討はつきましたが(女の勘だ!)、それに至るまでの経過もとってもおもしろく、ハラハラどきどきでした。 ハラハラどきどきが好きな人やミステリ好きにはおススメの一品です(^^) 伏線もしっかりはられていて、本格的でした。 ハラハラどきどき、ミステリのユーモア有な漫画です! ↓大ネタバレあり。反転でお願いします。↓ え~っと、犯人、日置さん(仮名)でしたねえ…(さっそく大ネタバレ!)でも下巻の最初のカラーの子供の絵で分かっちゃうと思ったんですが…だってなんかいかにもな雰囲気ですし… にしても殺しすぎです。あれじゃあ死刑決定ですよっ;ってもう死んじゃったけど… しかも「快楽殺人者」って…;目がいっちゃてた…それに加え「げらげら」って!日置さん(仮名)にミスマッチ!日置さん、漫画だからこそ「げらげら」できたんですね。 佐々木さんの絵はぴったりでした。ちょっと狂ってま~す、みたいな…不思議な雰囲気がたっぷり出てました。 それに最後で大どんでん返しがきましたね。 「私が…殺したんです」 えぇ~~~っ!ビックリですよ~てっきり、自殺でもしたんじゃないかと…ただあの殺した後の行動を見ると、とても自殺しそうにありませんね; でも日置さん、一番まともっぽかったのに…一番狂ってた; 「なんの変哲もないことほど怪しいものはない」ってことネ。 (「MONSTER」7巻のリヒァルトのセリフ。) はあ、おもしろかった。 本格ミステリって犯人分かってから読み返すとさらにおもしろいんだよね、色んなところにヒントがあって…とくに漫画は。 上巻読み直そうかな…あっその前に塾の宿題… めちゃ値段高いですが私は買う価値ありだと思います! (そういう私は母が買ったやつ読んでたりして…;) ↓綾辻行人原作、佐々木倫子作画作品のファンページ 幻夜号待合室--「月館の殺人」データ集 PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |