2024 04,27 02:40 |
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2006 09,22 03:12 |
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ジェーン・エア
C・ブロンテ著/大久保康雄訳 ネタバレ満載です。そして散文です。 夜なべで読んでしまった…。 おもしろいですよーちょっとドロドロ?みたいな部分はありますが… 完全なハッピーエンドではありませんし。 でも二人の愛の深さはいいです。美男美女じゃないってとこもナイスです! この本が出版された時代にこの内容を書くというのはきっとすごいことだったのでしょう。そうして今の文学にも残っているわけです。 描写の細かさに脱帽。早く先が読みたい私はサラりと読んでしまいましたが…じっくり読めば、きっと鮮やかにその世界が目に浮かぶのではないでしょうか。 美男ではなくて、むしろ醜男ならしいロチェスター氏にもときめいてしまった…これがマンガで、絵が本当に醜男に描かれていたらときめきはしなかったでしょう。それが小説の良いところ。 ロチェスターがジェーンの恋心をかきたてる為に嘘をついたり、探りをいれたり…恋のかけひきってヤツですか?笑 上巻にでてきた「ヘレン」のエピソードには感動です。 図書館で借りて読んだのですが、下巻のほうが刷った日が早くて…上巻では「アデール」なのに下巻では「アデェル」だし、下巻でいきなり「ジャネット」とかいうジェーンの愛称(?)が出てくるし…印刷方式も違うみたいで、下巻のほうが少々読みずらかったな~。 ジェーンはよく人を分析するようですが、そんなところだけは私と似ているな~、なんて思いました。(つまり計算高いってことかも;) これはおすすめです!描写も素晴らしいですし、お話も素晴らしいです! おそらくトキメキを求めている人も読め…ます。 登場人物は頑固な方が多いです。笑 頑固っていいように見られることは少ないかもしれないけれど、それだけ信念を持っているってことなんですよね。 (頑固と保守は違いますよね?) 二人の会話も必見。ぜひ読んでください。 PR |
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