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2006 12,23 23:50 |
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2006 11,24 02:24 |
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魔法使いはだれだ
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ (著), 佐竹 美保 (イラスト), 野口 絵美 (翻訳) あらすじ 「このクラスに魔法使いがいる」謎のメモに寄宿学校は大騒ぎ。魔法は厳しく禁じられ、見つかれば火あぶりなのに! 続いて、様々な魔法が学校を襲う。魔法使いだと疑われた少女ナンたちは、古くから伝わる、助けを呼ぶ呪文を唱えた。「クレストマンシー!」すると現れたのは…? 『ファンタジーの女王』『英国の宝』と評される著者の代表連作。 感想(←絵文字使いにチャレンジ) 今回は児童書です!! 児童書とは言えども、あなどれません……。 初めは、ダラダラと読んでいた私ですが、 最後のほうになると息をつく間がなく、時間も気にせずに読みふけってしまいました! これは、「大魔法使いクレストマンシー」のシリーズの中の一作です。 私はこの「魔法使いはだれだ」の前に「魔女と暮らせば」を読みました。 …あんまり覚えていませんが…私は、こっちのほうが好きです。 伝わりやすいというか…「魔女と…」は、ある意味では救いがないので…。 私が、この作品を読んで感じたのは「環境が人を変える」ってことです。 最初の世界と後の世界を比べると… 私には、作者がそれを伝えているんだ、と感じられてなりません。 クレストマンシーかっこいいんだろうな…(←そればっかり。笑) 作品としては、「魔女と暮らせば」より、「魔法使いはだれだ」のほうが好きですが、順番としては、「魔女…」から読んで正解でした。 クレストマンシーの意味が分かりやすくなるというか…「魔女…」のほうで結構クレストマンシーのことが説明されていたので。 クレストマンシーシリーズを他にも読みたいです。 特に、クレストマンシーの子ども時代のお話、クリストファーの魔法の旅が読みたい…! とにかくもーおもしろいです~~買うとなると高いです。(笑) |
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2006 11,08 22:43 |
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ドナウよ、静かに流れよ
著/大崎 善生 あらすじ ドナウ川で邦人男女が心中…その小さな新聞記事が頭から離れなくなった私は、二人の足跡を追ってウィーンへと向かった。 もはやこの世にいない19歳の少女、日実は、異国の地でどんな恋をし、何を思い、そして何ゆえに追いつめられていったのか? 悲劇的な愛の軌跡を辿る、哀切さにみちたノンフィクション。 ~感想~ (ものスゴイ散文です;; ネタバレもあり) ノンフィクションです。 切ない、というか、色々と感銘を受けるものでした。 人生経験の浅い私としては、世界にはこんなに個性的な人たちがいるんだーとか思ったり。 (要旨は全然違いますけど;) それに、ルーマニアの荒廃ぶりにもビックリしました。 こんなにも人の心って荒れてしまうのかと… 日本は、本当に豊かなんですね.... 魯迅の時代の中国もこんな感じだったのかな。 ハッキリ言って、お話がドラマみたいで、途中まで全然現実感を感じられませんでした。 でも、日実サンの写真が載っていて…そこで初めて、「本当のことなんだ」と感じました。 (それでもまだ、現実感が乏しい…) けっこう私には理解不能なことが多くて…なぜそんなことになってしまったのか。 なぜそんなことをしようと思ったのか。 大崎さんの文章を読んで尚、不可解になるばかりです。 分からない(理解できない)ことが多すぎで… でも、だからこそ書いてあることは「真実」であると言えるのでしょうね。 でも、日実サンの「無償の愛」なるものはスゴイな、と思いました。 お父さんの浮気とかも関係してたのかな。私はそうだと思います。 「私は父とは違う。私の愛は一途だ。」みたいな感じで…。私の勝手な想像ですが。 千葉という人は、不可解すぎるので触れないでおきます。 この本から感じたことってなんだろう。 今は、なんだか、ただ客観的に”見ていた”という感覚です。 ドラマティックなのに、現実に起こったことだからなのかもしれません。 考えてみると、全て大崎さん視点でこのお話を読んでいたから…かな? おそらく、ノンフィクションを読むのはほとんど初めてなので、 この不思議な読後感には戸惑い気味です。 ただ「ああ、そうなんだ」という思いだけです。 なんとまとめたらいいのか…おもしろいことは確かです…。 ただ、人の死を扱っているだけあって、重いかもしれません。 読後感は、嫌なものでは無いと思います。 少しでも違ったことが起こったら、こんなことには…という本当にドラマのような真実が綴られています。 興味のある方は書店で手に取ってみてください。 おわり。 |
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2006 11,06 00:31 |
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千年女優
製作年度 2001年 上映時間 87分 監督 今敏 声の出演 折笠富美子 、小山茉美 、荘司美代子 、飯塚昭三 、佐藤政道 、小野坂昌也 ~感想~ 色々な賞を受賞したこのアニメーション映画。 それだけあって、アニメーションとしては、斬新で新鮮であべこべで印象的でした。 (つまり、素晴らしかったんです。) 物語自体は、単純明快でありきたりなものでしたが、 場面場面が複雑になっているので、かえってそれが良いと思えました。 場面の展開、音楽、効果音によって作り上げられる雰囲気や、 少し入っているユーモアも好きです。 絵もキレイで、場面では、平面的な構成の部分が好きでした。 それに、千代子を斜めから見た顔がとてもキレイで…。 最近はこういうあべこべなものは少ないかと思いますので、 これは結構貴重なものではないでしょうか。 最後の部分は、なんだかハッとしてしまいました。 千代子、前向きです…。 |
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2006 11,04 12:59 |
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2006 10,16 22:58 |
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ドラマは比較的みない私ですが~~
(映画とかスペシャル番組とか、1回でお話が終わるものが好きなんです。) のだめは前からマンガを読んでいたので見てみました…ら!! お、お、お、おもしろーい!!!! カナリ漫画に忠実でおもしろかったです^^ 脇役に結構な大物を起用してますし…上野樹里ちゃんも、のだめにピッタリ! ミルヒは違和感ありすぎでうけました~ が、これも竹中さんピッタリだと思いました! 谷岡センセー役がまさかあの人だとは…!! 一瞬誰だか分かりませんでしたよ! だって、髪がフサフサなもんですから… 配役考えた方に脱帽です!! 来週も観るぞーー! ↓絵日記っぽいものにのっけた絵です~♪ 月9のだめカンタービレ公式サイト |
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2006 10,10 02:41 |
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ジェーン・エア
製作年度 1944年 上映時間 96分 監督 ロバート・スティーヴンソン 出演 オーソン・ウェルズ 、ジョーン・フォンテイン 、マーガレット・オブライエン 、ペギー・アン・ガーナー 、エリザベス・テイラー 、メエ・マーシュ ~感想~ めずらしくネタバレせずに済みました。 速い!! 何が速いかって…展開がものすごく速いんです。 だから感動は…あまり… 本を読んでからのほうが楽しめるのではないかと思いました。 でも構成はよくできていたかと思います。なにせ、文庫本上下巻分をわずか一時間半にまとめるのですから、展開が速くなってしまうのも仕方がないことなのでしょう。 ジェーン役の方はキレイでしたーーvv ロチェスター役は渋い…! どっちかっていうと「美男美女」って感じでした。原作は「醜女醜男」(←ちょっといいすぎだと思いますが)なのに~。 でもキレイなほうが画面では映えるので、全然オッケイですvv 物語は大筋が変わっていなくてホッとしました。あんまりに変わってしまうとやっぱり嫌です。 ただ、展開が速すぎるものですから、トキメキ度は低めです。それに主人公二人の抽象的な会話が少なくてちょっぴりがっかり。 配役は、イメージにあっていて○でした!(本で読む前に文庫についていた映画の写真を見てしまったというのも影響していると思いますが。) この作品はカラー版のもあるようですので、そちらも観てみようと思います。 映画もいいのですが、「ジェーン・エア」の良さを知るには、やっぱり本が一番です!! 本で読んでから観ることをおすすめいたします。 |
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2006 09,22 03:12 |
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ジェーン・エア
C・ブロンテ著/大久保康雄訳 ネタバレ満載です。そして散文です。 夜なべで読んでしまった…。 おもしろいですよーちょっとドロドロ?みたいな部分はありますが… 完全なハッピーエンドではありませんし。 でも二人の愛の深さはいいです。美男美女じゃないってとこもナイスです! この本が出版された時代にこの内容を書くというのはきっとすごいことだったのでしょう。そうして今の文学にも残っているわけです。 描写の細かさに脱帽。早く先が読みたい私はサラりと読んでしまいましたが…じっくり読めば、きっと鮮やかにその世界が目に浮かぶのではないでしょうか。 美男ではなくて、むしろ醜男ならしいロチェスター氏にもときめいてしまった…これがマンガで、絵が本当に醜男に描かれていたらときめきはしなかったでしょう。それが小説の良いところ。 ロチェスターがジェーンの恋心をかきたてる為に嘘をついたり、探りをいれたり…恋のかけひきってヤツですか?笑 上巻にでてきた「ヘレン」のエピソードには感動です。 図書館で借りて読んだのですが、下巻のほうが刷った日が早くて…上巻では「アデール」なのに下巻では「アデェル」だし、下巻でいきなり「ジャネット」とかいうジェーンの愛称(?)が出てくるし…印刷方式も違うみたいで、下巻のほうが少々読みずらかったな~。 ジェーンはよく人を分析するようですが、そんなところだけは私と似ているな~、なんて思いました。(つまり計算高いってことかも;) これはおすすめです!描写も素晴らしいですし、お話も素晴らしいです! おそらくトキメキを求めている人も読め…ます。 登場人物は頑固な方が多いです。笑 頑固っていいように見られることは少ないかもしれないけれど、それだけ信念を持っているってことなんですよね。 (頑固と保守は違いますよね?) 二人の会話も必見。ぜひ読んでください。 |
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